まちをつくるひとが紹介するまちをつくるひと
文・写真:櫻井美奈子
■自己紹介
『子どもたちの未来のために、出来ることを精一杯!』をモットーに活動している、自称ユカイで明るいおばちゃん、櫻井美奈子と申します。私の活動のキーは子どもの未来。子どもたちが将来幸せな人生を送るために『今』何が出来るか?を妄想しています。妄想を口にしていると、いつの間にか協力してくれる人が現れ、それが構想になり、あらら・・・できちゃった!と、おばちゃんパワー全開でまわりを巻き込み生きております。家族と周囲の素晴らしい人たちに感謝感謝!の毎日です。
■紹介者との関わり
加茂子育て応援隊の私が隊長、堀内さんが副隊長。お互い楽しいことが大好き!故にこのバトンパスも即答O.K二つ返事で引き受けました。3年目を迎える『加茂子育てフェスタ』の始まりも「こんなことしてみたいわぁ!」と私が呟いたことに、間髪入れずに「いいですね~。ぜひやりましょう!」と、堀内さんが興味津々で身を乗り出してくれたからこそ!の今があります。頼りになるナイスガイ!
■まちづくりの履歴
まちづくりで大切にしていることは、親子の笑顔が増えること。ポイントは『まなび』と『つながり』の2つです。私はNPO法人ハートフルコミュニケーション認定コーチとして、子育てのヒントいっぱいの学びを紹介しています。親の子育ての学びは安定した親子関係を構築し、親子の笑顔を増やします。またつながりの場として、2017年春からひなたぼっこCafé(地域のお茶の間)をスタート。今まで延べ1,262名の人たちが来てくださいました。さらに2018年に立ち上げた子育てフェスタは、加茂の子育てイベントとして定着しつつあります。
■活動と思い
子育てフェスタはまちと親子の『つながり』を作るために大事な軸です。フェスタ後にまちのあちこちでつながりの芽が育つことを願っています。フェスタで知ったお店やサークルに行ってみる→顔見知りになる→話が弾む→子どもの成長を一緒に見守ってくれる人が増える。そうなったら素敵でしょ。加えて昨年は、おばちゃん櫻井が案内役で親子が商店街散歩を楽しみました。普段ひとりでは入りにくいお店もおばちゃんが一緒なら大丈夫!遠足気分で商店街をそぞろ歩き、お店にお邪魔して親子が笑顔でご挨拶。次にひとりで来ても大丈夫なようにお互いに顔見知りになる作戦です。お昼ご飯は商店街で調達しコミセンで休憩。ゆっくりまちを堪能しました。
子どもと一緒に親がまちを歩き、まちが子どもたちの成長を喜び、ずっとまち全体で親子を見守り続ける。そんなまちづくりができたら最高です。これが私の大妄想。妄想…っていうか、いつか必ず叶います。
加茂子育て応援隊がついてますもの。
■次につなげるひと
加茂市の子育てサークル『育ちあいグループ~ちょっといい加茂~』を主宰している小島由美子さん。加茂子育て応援隊のひとりです。助産師の資格を持つ由美子さんの子育ては、丁寧で、しっかり軸を持ちながらもしなやかさを感じます。まちづくりへの由美子節!楽しみにしています。