理念
<ミッション>
個性あるまちと人が輝く社会を創る
・自ら行動する人を育て、共に学び合う関係を築く
・現場に寄り添い、足りない仕組みを提供する
<ステーツメント>
まちをつくるひとをつくる
ステーツメントの「まちをつくるひとをつくる」は本来、「まちをつくるひと をつくる」という意味ですが、見方によっては「まちをつくる ひとをつくる」という意味にも取れます。私たちはどちらも思いに叶っていると判断し、あえて途中に区切りとなるスペースは設けませんでした。これは半ば言葉遊びのようなものではありますが、こうした理念の見せ方、表現の仕方を工夫することも重要な組織運営の要素だと感じています。
私たちの理念の構造を図解すると以下のようなものになります。
校則
やりたい人がやる《やぶへび精神》
「やぶをつついた人が宝物を得る。」言い出しっぺが責任を持って旗を振る。みんなが進んで実行部隊になるからこそ前向きな活動ができるこの精神は私たちの強みです。
お互いに助け合う《根性良し精神》
「自分の利よりも他人の利を優先する。」互いに助け合う根性良し精神は、まちを育てるチーム力を最大限にしてくれます。縁に包まれて生きている私たちが忘れてはならない精神です。
みんなが生徒、みんなが先生《めだかの学校精神》
「誰もが生徒になり、誰もが先生になる。」互いに教え合い、学び合えば、より多様に多角的な気づきが生まれます。そして、この気づきの連続が場を盛り上げ、力強く支え、仲間を心強くします。
成り立ち
1995年に新潟県内で参加型のまちづくりに携わる行政、民間の関係者が集まり、「新潟県地域づくり委員会(通称:やぶへびの会)」が発足。「やぶへびの会」は、新潟県の参加型まちづくりを推進するために、県内のまちづくり情報を集めた広報誌「やぶへびひろば」を創刊。またそれと並行してまちづくりの人材育成に着手し、まちづくりコーディネーター養成講座を開催(この講座は現在も続いています)。その後1999年に「やぶへびの会」の有志が任意団体「参加のまちづくり研究会」を設立し、その研究会が2001年にNPO法人「まちづくり学校」として生まれ変わり、今に至ります。
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沿革
【1995年】 新潟県内で行政、民間のまちづくり関係者が集まり「やぶへびの会」を発足
【1995年10月】まちづくり通信「やぶへびだより-呼びかけ号-」を企画編集
【1996年7月】「やぶへびひろば-創刊号-」を企画編集(14号まで担当)
【1996年7月】「まちづくりコーディネーター養成講座(財団法人ニューにいがた振興機構主催)」
の企画・運営
【1999年3月】にいがたまちづくり事典「マチダス」を共同執筆
【1999年11月】やぶへびの会の有志が任意団体「参加のまちづくり研究会」を設立
【1999年11月】第5期「まちづくりコーディネーター養成講座」の企画運営を会として初めて受託
【2000年9月】NPO法人まちづくり学校設立総会を開催
【2001年1月】NPO法人格取得
【2001年4月】まちづくり学校開校記念フォーラムを開催
【2004年3月】まち育てサポートブック「マチダス2」を発行
【2006年2月】まちづくり学校設立5周年記念フォーラムを開催
【2007年4月】「新潟県NPO・地域づくり支援センター」をNPO法人新潟NPO協会と共に創設
【2008年7月】元祖、にいがたのまちづくりフォーラム(小疇さんを偲ぶまちづくり集会)を開催
【2009年4月】事務所を中央区上所から現在の場所に移転
【2009年5月】「小疇弘一メモリアルブック」を発行
【2011年2月】まちづくり学校設立10周年記念フォーラムを開催
【2011年8月】まちづくりコーディネーター養成ブック「マチダス2011」を発行
【2013年6月】第2回まちづくり法人国土交通大臣表彰 「まちづくりの担い手サポート部門」受賞
【2014年4月】「まちあるきスタイルブック」を発行
【2017年12月】地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰(民間団体等の部門)受賞
【2019年12月】設立20周年記念「まちあるき学校2019」を開催
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表彰
第2回まちづくり法人
表彰
国土交通大臣表彰「まちづくりの担い手サポート部門」受賞(2013年)
*表彰いただいた当時の代表理事あいさつと、授賞式に駆けつけたメンバーと会員によるスナップ。
このたび、当NPO法人まちづくり学校は、第2回まちづくり法人国土交通大臣表彰の「まちづくりの担い手サポート部門」におきまして、国土交通大臣賞を受賞いたしました。
選定の理由は、「市民主体のまちづくりについて基礎的なものから実践的なものまで学べる研修会等の実施や、まちづくり活動に取り組む多くの方々に活用されている書籍の出版等の取組が、 まちづくり活動で活躍する人々を応援してまち全体の活力向上に貢献した取組であると高く評価された(審査結果より)」とのことでした。
このような大きな権威ある賞をいただけるとは思ってもみませんでしたので、ただただ驚くと共に、これまでまちづくり学校を支えて下さった多くの方々に感謝申し上げる次第です。
とりわけ初代校長である故小疇弘一さんと、初代教頭を務めてくださった清水義晴さんのお二方には、並々ならぬご尽力とご支援をいただきました。小疇さんからは、まちづくりに取り組む基本的な姿勢を学びましたし、清水さんからは、まちづくりの基本的な組み立て方を学びました。このお二人の存在なくして今のまちづくり学校はなかったと思っております。
まちづくり学校の教育目標は、(1)やぶへび精神(先頭に立って未知の領域に足を踏み入れる精神)、(2)根性よし精神(お互いに助け合い支え合う精神)、(3)めだかの学校精神(みんなが先生、みんなが生徒という精神)でこれまで続けて来ました。これからもこの3つの精神を守りつつ、一人でも多くの「まちづくりスト」をサポートしていきたいと考えています。
私たちはまだまだ未熟な組織で、皆さんのご支援・ご鞭撻なくして活動を続けることができません。これからも精一杯努力したいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
2013年5月27日
NPO法人まちづくり学校 代表理事 中村美香、大滝 聡(共同代表)
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総務大臣表彰
地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰(民間団体等の部門)受賞(2017年)
*表彰いただいた当時の代表理事あいさつと、スタッフ、会員による祝賀会時のスナップ。
このたび、当NPO法人まちづくり学校は、都道府県及び市町村の行政に積極的に参画し又はコミュニティづくりに熱心に取り組んでいることを評価され、地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰(民間団体等の部門)を受賞いたしました。
4年前の国土交通大臣表彰に続き、このような大きな権威ある賞をいただけるとは思ってもみませんでしたので、大変驚くと共に、身が引き締まる思いがいたしました。そしてこれまでまちづくり学校にご支援、ご教示いただいた多くのみなさま方に心より深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。
急速に変化し続ける社会の中、まちづくりに関するニーズも大きく多様に変化してきております。こうしたことを鑑み、私どもの理念を見直しし気持ちを新たにまちづくりの人材育成に臨んでいく覚悟をしたところに、今回の受賞のお知らせをいただきましたので、本当に非常に大きな励みとなりました。
新しい理念のもと、これからも住んでいる方々が持っておられる多様な力や地域固有の資源をしっかりと引き出し、それらを活かしてまちづくりを進めることができる人をますます増やしていくとともに、私どもの強みでもある“人と人のつながり”を大切に育みながら今後もまちづくり活動を支援してまいりたいと考えております。まだまだ未熟な組織でみなさまのお力添えなしには活動を続けていくことはかないません。
今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。
2017年12月19日
NPO法人 まちづくり学校 代表理事 中村美香、大滝聡(共同代表)
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役員 〜理事・監事〜
《役員》
代表理事 長谷川敏栄
副代表理事 平田英治
専務理事 大滝義隆
理事 横尾文子
理事 渡邉 彩
理事 渡邉晶子
監事 中村 昇
監事 山田治之
*2024年(令和6年)5月10日現在